低体温症とは

ここでは、現代人に増えている低体温症とはどのような症状で、身体にどんな影響を及ぼすのかをまとめて解説しています。

教えて!低体温症とはどんな症状なの?

近年、年齢を問わず体温が低下している人が増えています。ただ平熱が低いということでなく、もしかすると低体温症になっているかも知れません。

低体温症とは、身体の直腸温度が35℃以下に低下している状態のこと。平熱の体温でいうと、だいたい35℃~36℃になっている人のことを言います。

一般的に身体が温まっている状態の体温が36.5~37℃であるのに対して、0.5℃~2℃近く低くなっているので、身体のさまざまな機能が低下し、不調を招く要因と考えられています。

特に、高齢者や糖尿病患者などの疾患がある方は、体温を調節する機能が弱くなるため、低体温症になる確率が高くなっており注意が必要です。

低体温症の度合い

低体温症は、体温低下の度合いによって、以下のようにレベル分けされています。

  • 軽度低体温(35~32℃)・・・身体の体温を上げようとするため、全身の震えが始まる
  • 中等度低体温(32~28℃)・・・意識が朦朧としてきて、自力回復は困難な状態となる
  • 高度低体温(28℃以下)・・・生命のキケンが及び、呼吸の停止や致死性の不整脈が出る

体温は34℃を下回ると生存ギリギリの状態に陥るため、日常的に体温を高く維持しておくことが大切です。

低体温が招く病気とは

残念ながら低体温は大きな病気として認識している人は少なく、放置されやすい傾向にあります。

しかし放っておくと、健康な人でも代謝や免疫力などが低下し、以下のような数多くの病気や疾患などを引き起こします。

  • ・・・35℃は癌細胞が最も活発化しやすい
  • 生活習慣病・・・低体温の原因は生活習慣病の原因と似ているため起こりやすい
  • うつ・・・体温が低いと自律神経が乱れて情緒不安定になりやすい
  • アレルギー・・・花粉症やアトピー性皮膚炎などを発症しやすくなる
  • 更年期障害・・・低体温により代謝が鈍くなるため重症化することが多い